幸福への近道

発言小町を読んで考える

自分は幸福であると実感することこそが、幸福に繋がる行為であると考えています。

そんな私が実践していることは、ネットで発言小町というサイトを見ることです。

これは読売新聞社が主催しているもので、多くの人達がここで悩みを相談したり意見を求めたりすることができるようになっています。

ここでは私の常識では考えられない悩みを持つ人が集い、それに対して何の面識もない人たちがあれこれとアドバイスやエールを送るのです。

面識がないからこそ本音で相談できる、アドバイスしてもらえるというメリットがあり、普段からお付き合いのある人にはとても打ち明けられないようなことが星の数ほど投稿されてくるのです。

私はこれに参加することはありませんが、定期的に目を通しています。

そして、「他人ってこういうふうに考えるんだ」と自分の常識と照らし合わせて自分なりの答えを導き出したり、「初めて知った!」と驚くような思考に出会ったりすることもあり本当にためになるサイトだと感心して読んでいます。

特に「世の中にはこんなにも大変な人がいるんだ」と感じることが多いんです。

暴力に悩まされ、心を病んでしまった人。

子育てが上手くいかなくて、泣くに泣けない人。

会社での人間関係に行き詰って仕事を辞めたくなってしまう人。

とにかく色々な人がいて、これを読んでいるうちに「私ってまだまだ甘いな。自分は幸福な方だな」としみじみと幸福感を得ることができます。

他人と比較して「自分はまだマシ」と思うなんて褒められたことではないと思いますが、それでもそうすることで自分の心が前向きになれるのであれば意味があるとして読み続けています。

「こんなにも子供と心が通わないのに頑張っているお母さんがいるのだから、勉強しないくらいで何の問題もない我が子を叱りつけるのはよくないなあ」と自分を戒めることも間々あること。

夫への不満も「こんなにも理不尽な境遇にあってても夫婦生活を改善しようともがいている人がいるのだから、うちの夫はまとも。もうちょっと優しくしないとバチが当たるかな」と比較的恵まれた立場にある自分を自覚し、半ば強制的に自らを慰めることだってあります。

年老いた両親だってまだまだ健康で金銭的な心配だって皆無です。

このように発言小町によって私は救われています。

大変なのは自分だけではなく、世の中の誰もが問題を抱えているということが解り、だからこそ自分は幸せなんだと納得する。

これぞ、幸福であるために必要なことなんだと強く思っています。

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