ドケチぶりにびっくり
私がドケチな人にあったのは、5年ぐらい前です。
その人は、留学をしていてこちらにかえって来て仕事がないということで困っていました。
仕事がないことは全くないのですが、選んでしまうのでないと言う事になるんですね。
そこで1年間無職ということになり、節約生活をするようになりました。
その節約生活の中でも、特に食事に関して節約をしていたのでそのことについてご紹介します。
・缶詰を1週間食べ続ける
缶詰を一個買って、それを1週間食べ続けていました。
缶詰というのは、一つ100円です。
その缶詰を1週間食べ続けるのです。
ご飯に関しては、実家から送られてくるとのことで、それは不自由することはなかったようです。
しかし問題は、やっぱりおかずがない事です。
おかずとして、一番いいのは缶詰ということでした。
缶詰というのは、まず4日ぐらいその中身でご飯と一緒に食べるようです。
一口で、ご飯いっぱい分ぐらいを食べているんですね。
私もその食べっぷりを見たことがあるので、すごいと思った事でした。
私も学生の時に、食事で苦労をしたことがありますが、そんな食べ方をしたことはありませんでした。
キャベツをずっと食べ続けるとか、そんなことはありましたが缶詰で1週間というのは飽きてしまうし、食べるところがなくなると思ったんですね。
ところがなんとかやりきっていたのです。
そのことについては、脱帽です。
そんなに食べ物を大切にしている人は、ほかにはいないからです。
しかも缶詰の汁についても、きっちりご飯に乗せて食べていました。
それでなんとか乗り切ることができたんですね。
・試食に行く
スーパーやデパートなどには試食コーナーがあります。
そこに行って食べているということも話をしていました。
度々それだけに行く事があり、やっぱり怪しまれてしまうので、いろいろなところに日をかえて行くことにしていたようです。
一回行くと、お腹いっぱいになるほど食べることができたようです。
特にパンの試食の場合は、ほかに食べることをしなくてもいいほどお腹いっぱい食べることができたと話をしていました。
そんなことを聞いて、一緒に行かないかと言われたこともありましたが、さすがにその勇気はなく、断りました。
一緒に行くことにより、その飲食店の人たちに私も仲間と思われることがちょっと辛いと思ったのですね。
その友人には悪いと思ったのですが、そのことに関しては勇気を持つことができませんでした。