私は、子ども時代から長い間、自分に自信がない人間でした。それを隠すために、人一倍努力したり、人一倍出世しようと努めながら生きてきました。
もちろん、見た目も綺麗になるように色々頑張ってきた人生でした。ダイエット、メイク、そしてファッション。
全てにおいて、できる限りのことをしてきたのですが、結果は思っていたものとは全く異なり、いつも焦りながら生きていた人生でした。
そんな私が、今は全く別人になっています。見た目もそうですし、価値観なども全然違う。そして、今腹の底から湧き上がるような幸福感を満たさせて生きています。
私が何をしたのか。その答えは、「何もしなくなった」です。私がどうして、いつも焦りを感じたり、自分にダメ出ししていたかというと、ありのままの自分を否定していたからです。だから、当然いつも不機嫌です。
また、自分に厳しい私は、他者に対してもかなり厳しい人間でした。その為、誰も私に心を割って話してくれず、いつも他者との間に距離を感じていました。
現在は、ジャッジすることをすべて止め、起こった出来事を素直に認めるようにしています。もちろん、自分に対してもそうです。
良い悪いの判断をしなくなったため、あんなに焦ってばかりだった私は、いつも穏やかな気持ちでいられます。つまり、ダメだと思うものが多いほど、不幸になると分かったのです。
だから、ジャッジせず、良い悪いを判断せず、ただただ目の前のものを受け入れることにしました。今私が思うのは、いったい誰に自分を認めさせたくて、あんなに頑張っていたんだろうということです。
仮に、認めてもらったらそんなに良いことが起こるのでしょうか。答えは、ノーです。確かに、認めてもらえば良い気持ちにはなれます。でも、幸福感を得ることができるのかと言えば、そうではないです。
それよりも、ありのままの出来事をを受け入れ、人をどんどん許して笑っている方が豊かな気持ちでいられますし、他者も心を割って話してくれます。自分も含めてみんなハッピーのなれるのです。
理不尽だらけ、矛盾だらけのこの世ですが、ジャッジしないことで、かなり心が自由になります。そうすると、ご飯も美味しく感じますし、人の良いところもよく見えてきます。自分のことを愛おしいと感じます。
場合によっては損することがあるかもしれませんが、私は今の生き方も自分も大好きです。自分を好きになることが、幸福への近道だと私は考えています。自分が自分を認めれば、幸せになれるのです。