これは私が23~27歳の時の恋愛体験談です。
当時は年齢的にもとにかく早く結婚したい気持ちが強く、当時付き合っていた彼氏にも結婚したいモードをかなり出していました。
それが原因なのか、彼氏とは次第に関係がぎくしゃくし始め別れる寸前までいったことが何度もありました。
その時の彼氏は9歳年上の美容師で、毎日のように女性客やスタッフと接していることもあり正直不安な気持ちもありました。
私もお客として彼と出会ったので、心配になるのは当然だったと思います。
そんな状況だったこともありとにかく早く結婚をしたかったのですが、なかなか彼は結婚に踏み切ってはくれず、毎日かなりのストレスを抱えていました。
困ったことに私はストレスを食べることにぶつけてしまうことが増え、日に日に体重が増えていきました。
「恋愛はストレスが溜まるから気をつけないと太る人が多い」と聞いたことはありましたが、私は正にその通りになってしまいました。
一番太った時は身長155で体重が60キロまでいってしまい、それまで45キロくらいだったのでなんと15キロ以上も太ってしまったということになります。
自分でどんどん太っていくのを感じても、なぜか食べることをやめられず逆に「食べてはいけない」というストレスから余計食欲が増していました。
体重が60キロになる前に彼からは別れを告げられ、そこからは一人になった寂しさとストレスのダブルパンチになってしまいました。
「このままではいけない」と本気で考えだしたのは3ヶ月くらい後からで、そこから頑張ってダイエットして体重を何とか40キロ台まで落としました。
私はストレスを溜めやすい体質なので、恋愛のように何かと考えることが多く我慢することも多いような事には強いストレスを感じてしまいます。
「失恋太り」という言葉はよく耳にしますが、自分の経験をきっかけに失恋太りは本当にあるのだと思いました。
ただ、このことを機に今後は恋愛中に思い通りにならないことがあっても、イライラを食べることにぶつけるのだけはやめようと思えるようになりました。
それからも何度か恋愛を経験してきましたが、やはり一度大きな失敗をすると何かにつけて気をつけるようになり困難も上手く乗り越えられるようになりました。
恋愛で失敗をするのは本当に辛いことですが、失敗した後に得られるものは多いと思います。
失敗した時は「もう恋愛はしたくない」と思うかもしれませんが、時間が経つとその経験は自分の為になっていると分かります。