入院

医師や看護師に支えられた入院生活

私は、3年前に腸の手術をしました。私の場合、以前から腸に炎症があり、薬で症状を抑える事が出来なかったので、いずれは手術をする事になるということも覚悟はしていたので、満を辞しての手術でした。

手術で腸の炎症部分を摘出したのですが、比較的大きな手術で、6時間以上だったと思います。私自身は全身麻酔だったので、よく覚えていませんが、手術後は、痛い痛いと集中治療室で言っていたようです。

手術後、病室に戻った時は、すでに意識がありましたが、痛みに耐えるのに必死だった中、看護師の方に、出来るだけ院内を歩くように言われ、びっくりしました。

その内容も、手術前に聞かされてはいたのですが、もう?今日から?というような気持ちになりましたが、癒着を考えると歩かないといけません。身体を引きずりながら歩きました。

看護師の方に、頑張って!と軽く声をかけられた時は、鬼のように思えましたが、今となっては、労られすぎても踏ん張れなかったな、と思うと、看護師の偉大さを痛感します。

私は、一般病棟だったので、色々な方がおられました。女性ばかりだったので、安心でした。

ナースステーションから遠い病室だったのですが、看護師に、私が若いから一番遠い病室でごめんね、と言われましたが、入院患者さんから見ると、40代の私は若く、同じ病室の方も比較的元気な方が多かったです。

私が、一番辛かったのが、周りの方の食事でした。術後は、絶食でも全く気になららなかったのですが、自分が回復していくと、他の方の食事の匂いが辛くて、食事の時間は、病室を出る事が多かったです。

その後、少しずつ流動食から始まるのですが、白湯に近いおかゆでも嬉しく感じました。

同じ病室で、私よりも若い女性も手術をされて、同じくらいの入院期間だったので、たわいもない会話しかしていませんが、彼女がいて、随分と気がまぎれました。

何故なら、別の病室でしたが、ご高齢の入院患者さんもたくさんいらっしゃって、夜中に声を上げられたり、ご飯を食べるのも大変なのか、看護師さんも聞こえづらい患者さんに対して大きな声で話されている内容が聞こえてきたりすると、無性に悲しくなることもたくさんありました。

自分も手術で多少のメンタルが落ちているので、色々な事を考えてしまいます。そんな中、普段に近い会話を気軽に話せる女性がいたので、良かったな、と思います。

病院の医師や看護師の方には、たくさんお世話になり感謝しています。医師の方には大変お世話になりましたが、看護師さんにも大変お世話になりました。

夜中でも、トイレに付き添ってくれたり、点滴を小さなライトで照らしながらチェックをしてくださったりしていました。今ある生活は、彼らのおかげだと思っています。

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