幸福への近道

幸せになるには感謝が一番

子供、配偶者、親、自分の事も含め様々な問題に直面することが多くなる40代半ば過ぎ。

「人生は修行だとよく聞いたけど、ここに来て初めてそれが分かってきた⋯⋯修行とは人生後半戦からなんだな」と絶句してしまったのがつい先日の事でした。

人生後半戦に差し掛かった時に起きた出来事。

その中でもやはり1番堪えたのが、親との死別でした。

大好きで頼りにしていた母の死はあまりにも辛く悲しいもので、他にも配偶者の仕事や病気、子供の受験などストレスは重なるばかり。

逃げ出せない日々。

悲しみに耐え、家族の生活を支え、フォローしながら毎日を過ごしていたある時、ぼーっと食器洗いをしていた私は自分がしている仕草に気が付きました。

目線が常に下を向いているのです。

一日の多くの時間、どんよりと視線を床に落としている自分。

それに気づいた時に、目線と心は比例しているものなのだと思いました。

目線が下がっている時はネガティブな気持ちになり、

目線を上げている時は気持ちも上向き、フラットな自分で居る時には真っ直ぐ前を見ている。

このことに気付いたことで、少し自分の心の整理の仕方がわかってきたような気がしました。

月並みな話ですが、無理にでも前向きになるのが一番手っ取り早く幸福になれる秘訣。

前向きになれば運も上向きになるんだろうけども、分かっていても具体的にどうしたらいいか分からなかったけれど、

目線を上げて今の状態に気付くだけなんだと。

今ここにいる自分、今ある時間は当たり前ではなく、一瞬でも穏やかな心を与えてくれる家族に感謝すべきで、

今ある悩みはすぐに解決しないとしても、悩みはひとまず横に置いておこう。

あとは、意味がなくても「ありがとう」とブツブツと唱えていると自然に不安が頭を横切らなくなってきました。

辛い現実が迫ってきた時はとりあえず目の前の当たり前にある幸せに目を向け、感謝をする。脳みそがネガティブモードに傾く前に、常に「ありがとう」の言葉を何度も繰り返す。

最後に自分の好きなこと、趣味を罪悪感を持たずにひたすらする事。

本を読むでも、走るでも、自分が好きなこと、心が上がる、ワクワクすることが何かをしっかり感じていくようにします。

それに時間を使っている内にいつの間にかネガティブな気持ちがポジティブにすり替えられて小さな日常に幸せを感じられるようになっていると思います。

前向きになることが大切だと分かっているけれど中々具体的に前に進めない時にはひとつひとつの小さな行動に気づいて変えていく、そうしていくと幸福は近付いて来るのかもしれません。

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