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海外在住です。3年前に日本へ帰国中に、娘の異変に気付きました。初潮の様な症状に気づきましたが、体重も20キロ台と軽く、初潮にはまだ早いのではないかと思い、小児科へ連れて行きました。
小児科では、初潮にしては早すぎるとの事で、尿検査(どこからの出血か調べる為)をし、尿検査では陰性だった為、産婦人科での診察を勧められました。
翌日、産婦人科でエコーを撮り右の卵巣が腫れているとのこと。卵巣は、摘出しないと良性か悪性かわからないといわれ、大学病院への受診を勧められましたが、海外在住の為、移住地で治療した方が良いと判断し(直感で、治療が長引く気がした為、父親の側で治療させたいと思いました。)すぐに帰国し緊急で小児病院へ受診しました。
再度エコー、CT、血液検査を行い、翌日には卵巣がんと診断され入院となりました。日本では、大学病院の紹介状を書きますので、大学病院で予約を取り(10日前後はかかると)血液検査をし結果が出たら(1週間前後)診断が出ると言われていたので、緊急外来で受診し、翌日には診断が下りたのには驚きました。
告知は、主人と一緒に、外科医、腫瘍科医からありました。CT画像の、大きくなった卵巣と転移があった肺の画像を見ながら… 病院に行く前に、インターネットで調べていたので、ある程度は覚悟できていたのですが、本当にショックでした。ただ、お医者さんの、必ず治しますから、と言う強い一言に救われました。
20年前の小児がん(娘は肺細胞腫)は20%助かり、80%助からなかった、でも今は、いい薬が開発されて80%助かりますと…翌日から抗がん剤治療が始まりました。
娘は、4日間の抗がん剤を3週間おきに4クール行いました。初日から3日目までは何とか大丈夫だったのですが、4日目は朝から吐き通しで見ているのが辛かったです。
でも、この小児病院の看護婦さん達、明るくて本当に癒されるんです。
私達母親のことを〇〇さんではく、ママ〜ママ〜と呼び、娘が薬を飲みたくない、と我儘を言えば、大きいおもちゃの注射器を用意し、飲まなければこっちを注射するよ、なんてふざけてみたり…涙を流さない日はありませんでしたが、看護婦さんや同室のママにも本当に救われました。
病院食は、副作用で吐き気がありほとんど食べられませんでしたが、イタリアなのでパスタやリゾット、カツレツ、モッツアレラチーズが多かったです。娘は和食派なので、白いご飯にお味噌汁なら食べられるのに…と愚痴っていました。
抗がん剤は、1クール目より2クール目、3クール目と回を重ねるにつけ副作用がひどくなっていきます。娘は、3クール目からは病院に到着する前から吐き気を催し、抗がん剤を始める前からグッタリしていました。4クールでは、4日間一切何も口にしていないのに胃液を吐き続け、最後は血まで吐きました。
匂いにも兎に角敏感になり、病室には何も持込なくなり、付き添いの私も何も食べられず5キロ体重が減りました4回の抗がん剤後、巨大だった腫瘍が小さくなり、無事手術で摘出することができました。
今は、半年に一回の検診をおこなうのみになっています。反省していることは、抗がん剤を始めたばかりの頃、同室の子も抗がん剤を何クールもしていたのですが、匂いや音に敏感になることなどを知らず、まだ食欲があった娘に、病室で色々と匂いのするものを食べさせてしまったり、DVDを見せてしまったことですね。
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