入院

肺炎で入院した体験

高校生のころ、お腹の調子が悪くなって食事をほとんど食べられなくなったことがあります。食事をしっかり摂らなかったため免疫力が下がってしまい、肺炎になりました。

 

あまり食べなかったため体重が落ちて体がつらい状態になっていたことと、肺炎があって入院することになりました。

 

入院当初は絶食です。お腹の調子を取り戻すために一切食べものは口にしてはいけないのだそうです。

 

入院2日目にはお腹が空いて何か食べたいなという気持ちがしていたのですが、点滴や経鼻経管栄養をすることになったので、それからは空腹を感じなくなりました。

 

ちなみに、経鼻経管栄養とは鼻からチューブを通して体内に栄養を送る方法です。私の場合は胃の少し先当たりまでチューブを入れて、経腸栄養剤を送っていました。

 

このような生活が1か月ほど続きます。経鼻経管栄養は次第に量が増えて、ほぼ1日中流しっぱなしという状態でした。

 

寝る直前まで鼻を通して栄養が送り続けられているので不快です。しばらくしたら、経鼻経管栄養の量を減らして食事を摂ってよいことになりました。

 

しかし、長い間食事を摂っていなかったので、ヨーグルトなど柔らかいものから食べ始めます。

 

そしてついに、普通の食事ができるようになりました。病院の食事はおいしくないといわれますが、家庭の料理がそれほどおいしくなかったので、病院の食事をおいしく感じました。

 

ただ、同じようなメニューばかりだったことが残念です。

 

看護師さんについてですが、白衣の天使といわれるような存在ではありませんでした。中には親切にしてくれる看護師さんもいます。

 

しかし、忙しいからなのか患者さんのことを雑に扱ったり、冷たい態度を取る看護師さんもいます。

 

ナースコールで読んでもなかなか来なかったり、お茶を持ってきてくれたときに「バタン」と乱暴に置いたりするのです。

 

また、夜中にコツコツと足音を立てながら見回りをしていて、音がうるさく眠れずに困ったこともあります。

 

看護師さんは優しい人だと思っていると、入院をしたときにそのギャップで幻滅することでしょう。

 

最初からあまり期待していない方が、入院生活の気持ちの面で楽になると思います。

 

私は個室に入院をしていたので他の入院患者さんとかかわることはほとんどありませんでした。

 

しかし、隣室からの話し声がうるさくて困ったことがあります。

 

音が気になる人は扉が閉まる個室にしたり、イヤホンで音楽を聞くなどして対策をするとよいと思います。

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