些細なことでイライラしてしまうと人生がつまらないものになるし、毎日の生活に幸福を感じられなくなってしまいます。そのため、私はイライラしないように気をつけています。
イライラしても何もよいことはありません。イライラしたからといってイライラするようなことをした相手が変わるわけではなく、イライラすることで周りの人からは迷惑な人だと見られてしまい、自分は損をするだけです。こういった考え方をするだけでもイライラは減らせます。
その他に実践していることは、イライラするようなことをする人が周りにいるとき、この人にも事情があるのだと考えるようにしています。
私は片付けてくれない人にイラッとすることがあります。私自身は片付いていないことが嫌いで、部屋は常にきれいにしています。使ったものはすぐに片すようにするし、食器もすぐに洗うようにしているし、ゴミはそのままにせずゴミ箱にすぐに捨てています。
わたしにとってはこれが当たり前なのですが、こういったことをやらない人もいます。自分で出したゴミをそのままにしたり、脱いだ服をそのままにしたりして、部屋を汚すのです。汚いことが私は嫌なので、こういったことを目にするとイラッとします。片付けくらい自分でやって欲しい、どうして片付けができないのかと思ってしまいます。
しかし、私ができるからといって他人も同じようにできるわけではありません。私は瓶のふたを開けることができないことがたまにありますが、その瓶も力がある人にとってはふたを開けることくらいできて当たり前のことでしょう。できない方が不思議に感じるのではないでしょうか。このように、自分ができても他人ができないことはあるのです。
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できないのはその人に何かの事情があるからだと思います。その事情はその人でないとわかりません。しかし、どのような事情があるのかわからなくても、何かしら事情があるからそのような行動をとるのだなと考えるだけでイライラしにくくなります。
たとえば食べるのが遅い人にイラッとする場合、食べるのが遅いのは食欲がないからだとか、子供の食事の面倒を見ていて自分が食べる時間がなかったからだとか、具合が悪くて食べられないとか、そういった相手の事情を考えてあげるとイラッとしにくくなります。
イライラすることがなくなると周りの世界は明るいものに見えてきます。そして、幸福を感じられるようになってくるのです。イライラと幸福は反対のことだと思います。だから、幸福を感じるためにはイライラしないことが大切です。
