我が家ではかなり珍しい詐欺被害に遭った事がありました。
当時我が家では亡き父が自営業をしており、その時に訪問セールスでやってきたある男の言葉に負けて詐欺商品を購入してしまうという事がありました。
それはある機械を取り付ければ電気代が安くなるという物でそれを100万円くらい出して購入してしまったとのことでした。
仮にこれが本当に電気代が安くなる機械だったとしても100万円も出してそれを取り付ける必要があったのかというのもありますし、結局それは詐欺商品で効果はない代物でした。
普通に考えたらそんな物は詐欺だと分かりそうな物ですが、私の父はそれが分からないでまんまと購入して詐欺の被害に遭いました。
その後同じような被害に遭ったものが全国にもいるという話になってそれで裁判をやる事になりました。
全国の被害者が集まって裁判費用をそれぞれが負担する事になりました。
まさかそんな展開になるとは思ってなかったのでかなり驚きました。
しかも、この詐欺の被害に遭う人自体かなり珍しいという事も分かってかなりショックを受けてしまいました。
というのも詐欺被害に遭ったのは県内では父以外にいなかった事が分かったからでした。
父もこの詐欺被害に遭って裁判をやる事になったのは良かったのですが、まさかその詐欺の被害に遭っていたのは県内では自分以外いなかった事を知ってかなりショックだったみたいでした。
私もその話を聞いてかなり驚きました。
確かに電気代が安くなるという触れ込みで100万円も出す人間がどれだけいるかとは思っていたのですが、それでも被害に遭ったのが県内では父1人だったとは思ってなかったのでそこはかなりショックでした。
他ではその詐欺の被害に遭ってなかったという事なので、そんな詐欺に父が騙されたのは地味にショックでした。
父自身も全国で同じ被害に遭った者で裁判をやる事になるまではまさか県内で被害に遭ったのは自分だけとは思ってなかったためにかなり落ち込んでました。
この経験があってからもうさすがに詐欺の被害に遭う事もなくなりました。
この時に経験したことがよほどショックだったのは間違いないです。
詐偽に遭うかどうかはやはりその人がどれだけしっかりしているかがかなり重要だとその時思いました。
詐欺の被害に遭わないようにするには自分は詐欺の被害に遭わないと思わないで、いつそういうものの被害に遭うか分からないと思っている方が良いと思いました。