20代の頃は収入イコール支出というかなり危ない金銭感覚をしていました。
そのためお金を貯める余裕なんてゼロで、20代のOL時代はあっという間に過ぎていきました。
「これじゃいけない」というのは常に思っていたので、定期預金をしてみたり、貯蓄型の保険に加入をしたこともあります。
でも結局積み立てることができずに、解約してしまっていました。
私はやりくりが下手で「月○万円で暮らす」ような方法は不可能です。そして浪費家というのもかなりネックです。
節約術は色々試しましたが、あまり続きませんし、思ったより貯めることは出来ませんでした。欲しいものがあれば、ぽんぽん買ってしまいます。
そんな私ですが、30代の間色々試した結果「貯められる」ようになりました。
まだ浪費家だしやりくり下手ではあるのですが、少しずつ貯められるとそれが楽しくって貯められるようになるものですね。
まず最初にしたことが固定費の削減でした。固定電話や新聞を解約する、スマホはフリーSIMに変えるようにしました。これで1万円近く節約できました。
そこで私が始めたのが確定拠出年金です。これは老後資金として積み立てていくものなので簡単に解約することはできません。
最初は固定費の削減で出た1万円を積み立てましたが、少し貯められたことがはずみとなって積立額を少しずつ増やすことが出来ました。
老後資金を貯めたことで将来の不安が何となく減ったあとは、現在の自分のために貯め始めています。
20代の頃は定期預金は解約してばっかりでしたが、貯蓄体質になってからは解約せずに少しずつ貯蓄を増やせています。
今は通帳の数字を見てニヤニヤしてしまいます。
地味だけど効果抜群の節約術だと思ったのが、500円玉と100円玉の貯金です。3年ほどコツコツ貯金箱に入れていたら、開封した時になんと10万円も貯まっていました。
それを銀行に行って替えてから旅行に行くことができました。ローンなどを組まずに旅行に行けるというのは感動してしまいます。
浪費家という体質はあまり変わらず、貯められるようになった今でもやはり新しいものを見ると欲しくなります。
でも現在はクレジットカードをできるだけ使わないように生活しています。
なので手持ちのお金がなければお買い物ができないということです。カードはポイントが貯まるから魅力的なように感じますが、後払いという精神的な負担も大きいです。
なので私のようにやりくりが下手で浪費家な人にはオススメできません。私自身も現金主義になってから、本格的にお金が貯められるようになったと感じています。