子供が極端に汚れることを嫌って苦労をした経験があります。
小学校では、運動会、遠足、さつまいも掘りなど、さまざまな行事があります。
こういった行事では、砂や泥が服や手足について汚れることが珍しくありません。
運動会は校庭で行いますが、校庭はところどころ草が生えているものの、敷地のほとんどは砂です。
その場所でダンスやかけっこなどをすると、当然砂が服や体につきます。
特にダンスのときには地面に座ったり、飛び跳ねたりなどするため、汚れやすいようです。
砂がついて汚れることを子供は嫌いで、運動会の練習や運動会本番に参加することをとても嫌がります。
そのため、体育の授業で運動会の練習をするときには「学校へ行きたくない」というし、運動会本番の日には出かけることを渋ってぐずぐずとしています。
どうやってなだめすかそうか、毎回苦労をしました。
遠足が楽しみで仕方ない、前日は興奮して眠れないという子供もいるようですが、うちの子にはこういったことはありません。
楽しみにするよりも、遠足はなければいい、行きたくないという考えを持っているようです。
遠足では長時間歩かなければなりません。
長時間歩いていると汗をかいて汚れるし、道が舗装されていないところだと土が靴につきます。
目的地についたら子供同士で遊ぶのですが、そのときにも駆けまわったりして土がついて汚れることがあります。
うちの子はちょっと土がつくだけでも嫌がって、「早く拭いて」というような子なので、楽しいはずの遠足も楽しくないです。
遠足の日には布団の中にいつまでもいて、起こすことが大変です。
準備しなさいといっても自分から動こうとしないので、仕方なく親がリュックに必要なものをつめて、服を出してあげて、遠足に行かせることになります。
小学校にあがったのに、自分で準備できないとは困りものです。
さつまいも掘りのときは特に大変です。
手で掘るので手はどろどろになるし、畑の中に入っていくので靴には土がたくさんつきます。
汚れがつきやすいため、さつま芋掘りは苦痛で仕方がないようです。
さつまいも掘りがある日、渋々学校に行ってくれるものの、畑に入ろうとしないと先生から報告されたことがあります。
何度かこういうことがあり、そのたびに先生から文句のようなことを言われて、嫌な気分になります。
極端に汚れることを嫌うため、学校行事に参加したくないと言い、朝出かけるのを渋り、ぐずぐずしてばかりです。
どうやって学校に行かせようか苦労をしました。
汚れることを嫌って苦労したこと