入院

食べられない辛さとの戦い

今からかれこれ5年ほど前の話になりますが、突然の入院生活を余儀なくされることになりました。

その時のことを思い出すと今でも憂うつになってしまいます。

「なんで私が!」という思いが込み上げてきたことは、今でも昨日のことのようにはっきりと覚えています。

私を突然襲った病気の正体は糖尿病です。

でも、まさか入院するまでに悪化しているとは夢にも思いませんでした。

確かに、父親も糖尿病のために生前、診療機関にお世話になっていましたが、私には無関係だと勝手に思い込んでいました。

そんな私ですが、実は夫と離婚してしまったこともあり、家計は火の車状態です。

子どもを育てるために必死に頑張っている毎日でした。

昼間は保険のセールスレディとして働き、夜はパン工場でのアルバイトと二足のわらじ状態。

問題は、正社員にしてもらえないため、低収入なことでした。

毎月いくら頑張っても20万円に届きません。

そんな生活をしていたある日、朝からだるくて仕方なかったため、病院に行きました。

近くの内科だったのですが、簡易検査の結果、直ぐに大学病院を紹介されることに。

その時点でもまだ、私自身、たいしたことはないと思っていました。

大学病院での本格的な検査の結果、重度の糖尿病であることが判明。

直ぐに入院するように言われました。

私は入院は避けたいと医師に申し出ましたが、「ひどくなったら命を落としますよ」と注意され、入院を決意します。

子どものことは、実家の母親に頼んで面倒をみてもらいましたので、さほど心配はありません。

しかし、私自身の入院生活は本当に憂うつなものでした。

なんだかんだで、約1カ月の間病院に缶詰め状態。

女性だけの6人部屋ですが、私以外の人は入れ代わりが激しかったような気がします。

担当の医師や看護師の方はみんな良い人で、人間関係のストレスや悩みを感じることはありませんでした。

食事については、病院食のために期待していませんでしたが、とにかく量が少ないことが不満でした。

医者からも、今後の生活では、カロリー摂取は適度にするようにと指導されていました。

私にとっては、この食事の制限が何よりも大変なことでした。

今までのような甘いものを頬張る生活からの脱却を求められたのです。

「食べたくても食べられない」という入院生活は過酷なものです。

とりわけ、夜はお腹が空いていて眠れないこともしばしば。

退院の際には、糖尿病により足を切断しなければならないケースなどの説明も医師から受けました。


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