幸福への近道

他人のためになにかをして「与える」ことが幸福を生みます。

結婚とかお金を持つとか、子供ができる、また家や車を買う、こうしたことは、それなりの幸福感を与えてくれますが、かといってそれで本当に幸福かというとそうではないような気持ちがありました。

もちろんそのすべてを得ることも難しいですし、自分が幸福になることがはたして本当に幸福なのか、そんなことを考えているうちに、あることがきっかけで聖書を読むようになり、その中の使徒言行録20章35節という部分に「受けるより与える方が幸福」という言葉があることを見つけました。

これが人間が生きるうえでの幸福を掴むことだ、そんな風に思い、具体的にどのようにして与えることができるのかということを考えるようになりました。つまり自分のことばかりを考えるのではなく、他の人のためになにかをして「与える」ことが幸福なのであり、それはなにもお金をあげるとか、そういうことではなく、他の人が喜ぶようなことをするということです。

例えば夫が疲れて帰ってくれば、夫のために、夫が喜ぶような食事のメニューを作るとか、ちょっとした気遣いを示す、こうしたことを心掛けるようにしています。おかげで夫の機嫌が最近よくなりました。近所の人には、顔を合わせることが多いので、様子を尋ねたり、親切を示して、家の前にゴミが落ちていればちょっと拾ったり、なにかの連絡事項があればきちんと伝えるなど、近隣の人たちのために、できることなどを考えたりして、なにげないちょっとしたことで親切を示せるようにしてきました。そうすると、相手も笑顔になるし、他の人との友好的な関係を築くことができます。

パートタイムで仕事をしているときでは、他の人の失敗とか困っていることを、一緒になって考えたり、そんなことで感謝されるときに、とても幸福感を感じます。誰かのためになにかをするというのは、面倒だし、関わり合わないほうが楽であるというのは、確かにそうなのですが、それでは幸福な気持ちと持つことなどできないので、意識して努力するようにしています。

最後に自分にちょっとご褒美をするような時間を持つことも幸福感を増し加えるものとなると思っています。私はカフェでコーヒータイムをすることが大好きなのですが、オフの日に、ちょっと近くの雰囲気のよいカフェに行き、のんびりとコーヒーを飲んだり、帰りに洋菓子のケーキを買ったりして、自分へのご褒美としてささやかな楽しみを見いだすようにしています。お金持ちとか立派な家に住むことはできませんが、それでも日常のなにげない暮らしの中で、与えることと自分へのご褒美をすることで幸福を見いだしています。

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