数年前に父はガンを患ってから母が自宅で約1年ほど介護していましたが、電話をかけて状況を聞くと「体がきつい。とても大変だ。」という言葉を口にするようになっており、かなり心配だったので帰省することにしました。
実家は飛行機で帰省する場所なので、簡単に行くことはできませんが、やはり親が高齢者になると色々とサポートする部分も出てくるので、状況を確認してきました。
父は定期的に病院で受診していましたが、かなり腹水も溜まっていたので、歩くのも無理なような状況ですし、トイレに間に合わないことも多々あり、母が父のオムツ交換なども行っていたので、体がかなり負担がきていたのを把握することができました。
そして、病院へ連れて行く当日に父は転倒して立ち上がることができず、救急車を呼んでそのまま入院になり、腹水をとるなど色々と処置をしてもらいました。
父の体の状態を把握して、介護がどれほど大変だったかわかり、そして母は体も小さく父の大きな体をサポートするのは負担が大きいことも把握でき、老老介護は共倒れすると実感したので、そのまま病院へ入院することになりました。
父もガンがかなり進行していることがわかり、入院後はホスピスへ転院することになりました。
もう歩くこともできず、日に日に弱っているような状況で大人用オムツは必須になっていますし、寝返りをうつのも厳しいような状況で、やはり自宅で母一人で介護するのは厳しいと判断し、ホスピスに入院することができてよかったと思っています。
訪問介護など利用しながら自宅で看取ることは、父の状況では厳しいと感じ、それに母も自分の体が壊れるといっていたので、やはり介護はかなり負担が大きいことも理解できます。
そして、熱も頻繁に出るようになり、かなり体力も消耗していく父の姿を見ていると、やはり厳しい状況になっているのが目に見えてわかります。
介護は予測ができませんし、突然親の病気は起こるので、定期的に帰省して病院へ行ったり、母親の様子をみるようにしています。
母も父の介護でだいぶ体が弱ってきているのを把握することができたので、今は月1回ほど帰省しながら状況をチャックするようにしています。
そうすることで、安心して日常生活も過ごすことができますし、親の様子をみることで私自身、元気なうちに会っておいてよかったと思うので、マメに連絡はとって様子を見に行くようにしています。
高齢者になった親は定期的に顔を出すことも大切ですね。
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