応援クリックお願いします。 ヾ(*´∀`*)ノ
私がしくじったと感じたのは、ある男性のプロポーズを断ったことです。
まだ、私が21歳になったばかりのことでした、当時、まだ恋人と呼べるような人ではありませんでしたが、好きな人でした。
相手の人もそう思ってくれていたみたいなんですけど、アメリカ留学が決まっていたので、きっと関係は終わると感じていたのです。
ところが、彼はいきなりプロポーズをしてきたのです。
そして、一緒にアメリカに行こうと言うのです。
これには迷いましたが、私は結局断ったのです。
確かに、彼のことは好きでしたが、結婚は考えられませんでした。
私にもやりたいことは色々ありましたし、英語もほとんど出来ない状態でアメリカに渡ったって、彼の足手まといになるだけだと思ったのです。
彼がアメリカに行ってしまってから、何度か手紙が届きましたが、私は封も開けずにしまいこんだままでした。
その内、手紙も届かなくなったのです。
風の噂では、彼は大学で優秀な成績をおさめ、フランスの女性と結婚をしたそうです。
その後は、有名企業への就職を果たし、日本支社の支店長になったと聞き、まさにバラ色の人生を歩んでいるようです。
・彼からの手紙を読む
かなり時がたち、偶然、彼からもらった手紙が出てきました。
私は、やっと手紙を読むことが出来たのですが、その内容に自分がしくじったことを知りました。
そこには、彼の真剣な気持ちが書かれてあり、ずっと結婚を考えていたそうなんです。
プロポーズは断られたものの、まだ気持ちが冷めないという内容でした。
アメリカで大学を卒業するまでは、私を待っているというものでした。
その情熱的な文面に、私はやっと彼の気持ちがわかったのです。
こんなに深く想われていたのだと、当時の私は幼すぎたと改めて感じました。
私も恋愛を色々してきましたが、いわゆるダメ男が多くて、苦労ばっかりしています。
もし、彼を選んでいたらと考えると、自分はしくじりをしたのではないかと思わずにはいられません。
同じしくじりをしないためには、相手の気持ちをきちんと受け入れることだと感じました。
今は、その彼とはたまにメールでやり取りする仲になっています。
愛妻家である彼は、もう私のことは過去のものだと思っているのが、少し寂しい気がしますが、ずっと変わらない彼にホッとします。
年を重ねて、どんどん魅力的になる彼に、私は改めて自分のしくじりの大きさを感じています。
下のバナーを押していただけると大変嬉しいです。 ヾ(*´∀`*)ノ