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私と母は昔から仲が悪いです。
小さい子供はお母さんに愛されたいと思っています。
たとえお母さんが冷たい態度を取ったり、叩かれたり、嫌な言葉を言ったりしてきても、それでもお母さんに愛されたいのです。
私の母は私のことを認めてくれたことが一度もなく、どんなにテストでよい成績を取っても、家のお手伝いをしても褒めてくれませんでした。
それどころか、「こんな点数」「ほら、まだそこにゴミが落ちている」など、出来ていないところばかりに目を向けるのです。
お母さんに認められたい、愛されたいと思っていても、それは叶わないのぞみで、だんだんと仲が悪くなっていきました。
私が高校に進学するときには大喧嘩をしました。
私が行きたい学校と母が勧めたい学校は違い、お互い譲らなかったため喧嘩になったのです。
私の人生は私が決めるものです。
それなのに、母が口出しすることが許せませんでした。
先生の助けもあって高校は自分が希望する学校に通うことができましたが、母との仲は険悪です。
母が娘を入れたかった学校ではなかったため、気に入らなかったのでしょう。
こんな家にずっといるのは嫌です。
精神的にぼろぼろになっていきました。
そして、大学に合格。
私は一人暮らしを始めました。
それから母とは一切連絡を取っていません。
そんなある日、弟から母が病気で入院しているという連絡を受けました。
以前から体調が悪かったようで検査を受けて病気が発覚し、もう長くはないそうです。
私は後悔しました。
高校卒業後は母とは一切連絡を取らず、何もしてあげられなかったからです。
嫌いな母だとはいっても、これまで私のことを育ててくれました。
どんなにひどいことをされたり言われたりしても、やっぱりお母さんには愛されたいし、最後まで大切にしてあげたいです。
母が大変な状況になってやっと気がつきました。
急いで病院に駆けつけるとまだ元気そうな様子です。
後から知ったのですが、このとき心配させないように無理に元気にしていたそうです。
母とはこれまでのことをじっくり話し合いました。
私がどんな思いをしていたのか、母はどう思っていたのか話し合い、お互いのことを少し理解できたと思います。
そして、数か月して母は亡くなってしまいました。
もうずっと母との関係はやり直せないと思っていましたが、大変な状況になってこれまでの人生を見直すきっかけとなり、関係を修復できました。
もっと早くに関係を修復していれば、もっとたくさんのことをしてあげられたかもしれませんが、こういった状況にならなければこれまでのことを見直すことはなかったと思います。
だから、これでよかったのかもしれません。
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