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私は県外の専門学校に進学することが決まり、親元を離れ、女子寮に入り、奨学金を借りて生活をすることになりました。
お金があまりないことは知っていましたが、このときはのちにそんな辛い思いをするとは思ってもいなく、奨学金を借りていれば大丈夫だろう、社会人になったらすぐ返せるし、と軽い気持ちで考えていました。
奨学金は親が管理し、そこから学費や女子寮の支払いをすることになっていたため、私は自分の自由なお金も少し欲しいし、という理由で短時間だけですが、バイトをしていました。
なんとかやっていくことができていたのでそれなりに充実した日々を過ごしていました。
しかし、一年生が終わり、二年生になるころ、学校の事務局の人に呼び出されました。
今までそんなことはなかったので不思議に思いながらついて行くと、こっちに座って、と人がいない部屋に通され、そこで衝撃的な事実を告げられました。
学費が途中から支払われていないこと、それだけではなく、女子寮の方も一部支払われていないものがあること、このままでは卒業どころか進級もできないかもしれないこと、今借りている分だけで足りないならさらに追加で借りる手続きをしましょう、という内容でした。
私は親から何も聞いていなかったし、学費などもしっかり払われているものだと思っていたのでどうしたらいいか分からず混乱し、涙を流すばかりでした。
事務局の人にはそこで、奨学金は親が管理していて何も知らなかったことを話すと、申し訳なさそうに急にびっくりさせちゃってごめんね、と優しく話を聞いてくれて、どうすればいいか相談に乗ってくれました。
結局、追加で奨学金を借りて、バイトも一つ増やしてかけもちし、二年生になることができ、その後卒業もできました。
そのときは嬉しかったのですが、学校の課題やバイトに追われる日々、そして何より、親に頼れない、親に裏切られた気持ち、私を利用していたんじゃないか、親のせいで人生最悪だ、とまで考えるようになってしまい、心身ともに疲労困憊でした。
しかしそんなことがあってもやっぱり自分の親なので見捨てることはできず、今もお金に苦労しつつ、親子で協力しながら一生懸命働き、生きています。
当時のことはあまり覚えていませんが、もう二度と経験したくないし、思い出したくもない辛い出来事です。
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