酷い会社

チェーン店の喫茶店での最悪だったこと

今はおそらく無くなっている喫茶店での話です。
市内で複数の喫茶店とアミューズメント施設を経営している会社でアルバイトしていました。
一店舗毎に同じ時間帯で働く人は二人だし、店長ともう一人だけの社員さんで他はアルバイトばかり。
駅からも近いし、時給も良いので面接を受けたのがきっかけでした。

当時、19歳の私は世間知らずの常識知らずで時給が高ければいいという感覚でしか働いたことがなかったんです。
私が働くことに決まったお店は大きな駅ビルのすぐ側。
アパートから駅前に移動したら朝マックを食べて出勤する日々が始まりました。
どこかツンツンしている社員さんは美人な女性。
店長は色白で大人しそうな男性。
その他に、彼らが「上の人」と呼ぶ謎のおじさんが数人いました。
朝は、そのメンツに挨拶をして開店準備をして混み合うランチタイムさえ乗り切れば、あとはのんびりできる仕事だったんです。
治安が良くないのか、夜になると痴漢や強盗が出たり、明らかにそういう組の人たちが大勢で貸し切り状態になることを除いては快適でした。

半年ほど働いた頃に、中番の人、遅番の人達とも顔合わせの飲み会が出来るようになってユニークな人たちばかりで楽しかったです。それまでは。
そこから少しづつメンバーや呼び方が変化して、ママとチーママという人が登場しました。
仕事の内容は変わらないので心配はしていなかったけれど「上の人」と呼ばれる人と美人社員が愛人関係だったことでトラブルになったらしい。
その頃の私は「上の人」に会う機会も少なくなっていたんですが、真っ暗な店内のカギを開け一人で開店準備をしていたら急に更衣室の扉が開く音が聞こえて振り返ると「上の人」の一人が出てきました。「おはよー」と言うなり私に抱き着いてきて、店のカギとシャッターを閉じようとしています。

私は抵抗して店の外に逃げて「もうすぐママ達も来ますよ!」と大声で言うと何も言わずに歩いてどこかへ行ってしまいました。
更衣室にはタイムカードもあるので、恐る恐る入ってみると全員分のエプロンや私物を触った形跡がありました。
私の私物のポーチも開けられていて気持ち悪かった。
そこまでは、まだ許せる範囲だったことが少し後に判明します。

翌日、チーママに呼び出された私は近所の喫茶店に連れて行かれ「辞めてもらっていい?」と。
理由を聞くと、ママと二人で店は十分に回せるからという理由でした。「もしかして、上の人に抵抗したから?」と聞くと謝るならここに行ってと名刺を渡されました。
でも、それは愛人になれってことだと思い「そういう辞めさせ方って酷いです」と言うと、他の時間帯の人もあなたに辞めて欲しいって言ってると追い打ちをかけられました。
辞めることは承諾し後日給料を貰いに行くことにしました。
その前に、仲が良いと思っていた人たち数人に電話をして聞いてみると「愛人くらいいいじゃん」「良い時給もらってんだから我慢しなよ」と働いてる人も酷い言い方です。
あのアルバイト以降、職場の人たちとはある程度の距離を保つようになりました。

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