動物はときに面白い行動を見せてくれることがあります。
犬を飼っていたとき人間のような行動をとったり、なぜそんなことをするのか理解できない行動をとったりして、笑ってしまいました。
家族で集まってソファーで会話をすることがあります。
そのとき、いつも犬がそばにいました。そして、会話を聞いているかのように相槌をうつのです。
ちょうどよいタイミングで相槌をうつので、話の内容を理解しているのかと思ってしまいました。
会話が終わってみんなが一斉に立ち上がると犬も一緒に立ち上がります。
座っている状態から4本足の状態で立つのではなく、2本足で立とうとするのです。バランスを取るのがうまくてちゃんと2本足で立っています。
しかし、そのまま歩くことは無理みたいで、家族と一緒に2本足で歩くことはできず、ひっくり返っていました。
ソファーはお気に入りの場所のようで、よくソファーに座っていることがあります。
その座り方が偉そうなのです。
ソファーのアームや背もたれのところに足をのっけて、ふんぞり返った座り方をします。
まるで偉そうな社長のようです。
小型犬のくせに人間よりも偉そうにしていて、その様子がかわいいし笑ってしまいます。
冬になるとソファーにはひざ掛けが置かれるようになります。
このひざ掛けに犬が潜り込んで、布団を掛けたように眠っていることがあります。
アームの部分を枕のようにしていることもあり、寝ている姿が人間のようです。
人間の行動をいつも見ているから、自分も人間だと勘違いしているのかと思ってしまいました。
うちの犬は排泄は外でしていました。
排泄した後はうんちを持ち帰りますが、とり去った後に砂をかけるようなしぐさをするのです。
しかし、その場所はアスファルトで砂がないこともあります。
それなのに一生懸命に後ろ足を蹴って砂をかけるような仕草をしていて、その一生懸命さが面白いです。
足を蹴っているとだんだん体が前に移動してきて、実際にそこにうんちや砂があってもちゃんと隠せていないときがあります。
散歩のコースには芝生の公園がありました。そこにくると必ずゴロゴロします。
飼い主としては葉っぱで汚れるのであまりやって欲しくないのですが、背中を芝生にこすりつけて満足しているようです。
何がそんなに楽しいのかわからないのですが、毎回芝生の場所にくるとゴロゴロしています。
背中がかゆいわけではなさそうで、どんな意味があるのかわからない行動でした。
いろいろ楽しい行動を見せてくれる犬でした。