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30代についた仕事が激務で、病院での物品を管理する代理店の仕事でした。
朝、8時20分には病院にいき、一通りの対応が終わり(夕方、先生がすぐ来いと言われれば行き…)それが終わると営業所に帰り、考えれないほどの伝票枚数のチェック。
その業務をたんたんとやり、終わる時間は終電手前、仮眠をするように寝て、6時には起きて、同じ作業がはじまります。
これがサラリーマンのリアルかと思いましたね。で…まあ、普通の給料で手取りも25万くらいあって、貧乏というわけではなかったんですが…そんなとき、わたしの脳裏に、おまえの実力はそんなもんじゃない、諦めるのか?そういう悪魔のささやきがあったのです。
引き込まれるように、パソコンをひらき、退職届けを書いてました。逃げたかったのです。
それなりに長く勤めたので、退職金は100万円くらいもらいました。でもそのお金は3か月くらいでほとんどのお金がなくなりました。
100万円ってなくなるんだ…その100万円をすこしでも増やそうと、競馬にも手を出してしまいました。もうバカというしかないです。
その100万円をもっている時間、ほとんど就職活動をしなかった自分は、あせるようにハローワークにいきました。
理想が勝ち、自分の思うようなところは、まったくありません。
マクドナルドでハンバーガーを5個買って、それで昼と夜をしのぎ、粉コーヒーを飲む生活、そのマクドナルドのハンバーガーさえも買うことをためらった、6か月目の無職期間。
失業手当だけでの生活がリアルを私につきつけました。
10円の価値があれば、売ってしまった、我が家の部屋、ぎりぎりテレビと就職探しのノートパソコンはあるものの、あとは何もない。
がらんとした部屋、前の就職のときに買ったキャリーバックもブランドの財布も、こつこつ集めたアニメのフィギュアやゲームのカセットも全部売ってしまったリアル。
はじめて味わった、これが貧乏というものか。病院勤めで、ボーナスも安定してある。
それが、何かかもを失った自分にとっては、だいぶマシな生活であると、その瞬間に気づきましたね。
そこからです。どこでもよいから、就職したい、正社員になりたいと本腰をいれて会社を探しました。
結局のところ、前の会社とそうそう変わらない、医療関係の代理店で変わらない作業的なことをしています。
変わらないのであれば、まえの職場でよかったと思うかもしれないけど、一回、精神的に壊れて、それから気づく、普通という大切さ、そのリアルを体感できたので、わたしにとって本当に貴重な体験でした。2度とごめんですけど…
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