子供のことで苦労をしたのは忘れ物が多いことです。
たとえば、金曜日になると体操服を自宅に持ち帰ってくるので洗い、それを月曜日に小学校に持って行くのですが、持って行くのを忘れてしまうことがあります。
月曜日に体育がなければよいのですが、体育があるときには私が学校に持っていくこともありました。
一度お弁当を忘れてしまったこともあります。
給食が出る学校ですが、その日はたまたま給食なかった日で、普段お弁当を学校に持って行くことがないからなのか、朝出かけるときに「お弁当忘れないでね」といったにもかかわらず忘れていました。
このときは、学校の先生がコンビニでお弁当を買ってきてくれてお昼は食べることができました。
子供が忘れ物が多いとときには親が学校に持って行かなければならず大変です。
困るのは本人で私が困るわけではないので、持っていく必要はないとは思いますが、やはり忘れ物を届けてあげないとかわいそうな気がして届けています。
たまたま私が外で仕事をしていないので忘れ物を届けることができますが、そうでなかったら子供は困っているだろうなと思います。
小学生のときには私が忘れ物を届けることができます。しかし、中学、高校と成長して社会人になったとき、親が忘れ物を届けてあげることができません。
このままでは成長したときに子供自身が困ることになるので、この忘れ物グセを何とかしようと思いました。
これまでは忘れ物を届けてあげていましたが、今後は一切忘れ物を届けることはしません。忘れて困るのは子供で私には何も困ったことはありません。
親が届けてくれると思っているから忘れてしまうのだと思うので、たとえ困ったとしても届けることはやめました。
学校の準備は前日に済ませるようにします。これまでは朝に仕度をすることがあり、急いでいるので忘れていたのだと思います。前日なら余裕があるのでしっかり確認できます。
準備をするときに私が手伝うことはありません。子供が一人で準備をして確認をするようにさせました。
はじめは何度か忘れ物をすることがあったのですが、もう親が届けてくれないことを理解し、忘れ物ばかりしていると自分が困ることがわかったようで、前日にきちんと準備をするようになりました。
そのおかげで、持ち物を点検するクセが身について、中学にあがるまでに忘れ物はなくなりました。
子供のためと思ってあれこれやってあげるのは、反って子供のためにはならないなと感じた出来事です。
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