ずるい人

PTAの入退会を繰り返し役員を回避する保護者

小学生の子供のPTAついて、びっくりするような話がありました。
役員決めでクジで当たってしまっても難癖をつけて絶対にやらない人、嘘の理由で免除にしてもらう人、PTAを退会してしまう人など、逃げまくる人はたくさんいて、それは珍しくない話なのですが、Aさんは小学校2年生のとき退会し1度も役員になったことはないのに、小6になりその年度の途中からまた入会していたのです。

役員は前年度末に決めるため、小6になってから入会しても役員決めの対象にはなりません。
そして入会した理由は、子供の卒業記念品がほしいからに他なりません。

学校では小2~小6までの保護者の各1名ずつPTAの本部役員を出すことになっています。
本部役員は毎週のように学校に行く必要があったり、かなり大変な役目でなかなかなり手がいません。
私たちの学年も小2に進級するときに、立候補する人が誰もいなくてクジ引きをすることになりました。

その時、Aさんは「病気の母親を介護しているから役員なんてできない」と言い張り、ただ同居しているわけではなく、同じような状況の人は他にもいるので、免除にはなりませんでした。
それで怒って「退会する!」ということになったのですが、私はAさんと家が近く幼稚園時代からの付き合いということもあり、実家はかなり遠方で母親の介護の話は聞いたこともなく、義両親は他界していてそっちの介護もあり得ないため嘘だと思います。

ただPTAは任意の団体で入退会も自由なので、退会したことを責めるつもりもなかったのですが、今年6年生で私は卒対委員になり卒業の記念品などの準備を進めている中で、Aさんの中途再入会を知り本当に驚きました。

子供に記念品がないのは可哀想…ということなのでしょうが、あえて小6の役員が決まったのち、こっそりと再入会してリスクを回避し、美味しいところだけもっていこうという策に本当に呆れました。

確かに子供には罪はなく親がPTAに入っていないからといって記念品がないのは可哀想なので、記念品自体が別にいらないのではないか…、または子供に渡すのではなく親に渡しても…などという議論もされています。

そのように忙しい中時間を割いて役員をやっている人たちの間でもきちんと子供のためを思い、退会者に対する配慮も考えられているのに、なにも考えることなく自分に都合良いように入退会を繰り返すとは、大人になって言葉はあまり使いたくないですが、とんでもなく「ずるい」と感じます。

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