やり直す

全部失ったけど必死の思いで再起しました

わたくしは40代半ばの女性です。

 今日はわたくしが人生を必死の思いでやり直したエピソードを書いていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。

「夢を持ち東京へ上京」

 わたくしは高校を卒業してから、夢を叶えるために上京しました。因みにわたくしの夢というのは、「歌手」になることでした。

 歌手になりたくて上京して、東京でレッスンをするために便利の良い新宿に住居を構えました。

 最初は中々仕事が見つからずに苦労しましたが、それでも何とか夜のお仕事とコンビニのアルバイトをして生計を立てました。

 それでいよいよレッスンすることになったのですが・・・

「レッスン教室でけちょんけちょん言われてしまい・・・」

 レッスン教室に出向き、先生とお話をしてレッスンに入りました。

 ところが面接の時の優しい先生の面影はなく、とても厳しい表情・言動となり悲しくなってしまいました。

 でも、「歌手になるなら当たり前」と思って頑張ったのですが、わたくしは才能と実力がないと言われてしまいました。

 「そんな歌唱力しかないならおとなしく今のお仕事を続けた方がいい」と・・・

 この日はとてもショックで家に帰ってから、ベッドに入り泣いてしまいました。

「自暴自棄になり・・・」

 ここからレッスン教室に行くことをやめてしまいました。今思えば、とても弱い自分だったと思います。

 そして、自暴自棄になり食べては寝る毎日。お風呂には3日に一度入るだけ・・・

 そんなことをしていてはお金なんてすぐになくなってしまいます。家賃も払えず、携帯代も払えず、家賃を4か月滞納したら締め出されてしまいました。

 さすが東京は甘くないのです。一気にホームレスまで転落してしまいました。

 必要最低限の荷物だけもって漫画喫茶へ行ったのです。

「漫画喫茶にて再起」

 漫画喫茶へ行くとわたくしと似た境遇の方々が大勢いらっしゃいます。人生を捨てている方から、人生をやり直そうとしている方、本当に人生色々だと思いました。

 そして、1人のキャバクラ嬢と仲良くなり、2人で再起を誓いました。

 一緒のキャバクラに雇ってもらい働き、食いつないで、数カ月で住居を構えるほどのお金を作ることができました。

 しかしながら、わたくしは東京を離れることにしました。

 その旨をキャバクラ嬢に伝えると、「わたしもなんです。しかも地元一緒じゃありません?(笑)」ということになり、一緒に地元に帰りました。

 そこからは色々とありましたが、何とか地元に落ち着きました。

 今でもこの元キャバクラ嬢と交流があり、一緒にショッピングに行ったり、エステに行ったりしております。

 このように絶望から再起することは人間できるのです!

人生は一度きりですし、人生は遅すぎることはないのだと思います。

 どうかこの記事を見て少しでも力になってくれれば、幸いと思っております。

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