辛い体験

流産してしまい人生で最も辛い経験でした。

私が今までで一番辛かった体験は流産してしまったことです。
妊娠すれば普通に子供はお腹の中で大きくなり10カ月経ったら普通に出産をする。
それが当たり前のことだと思っていました。
だから妊娠した時もとても嬉しかったですし、まさか自分が流産してしまうとは思ってもみませんでした。
そろそろ心拍が確認できるという時になって病院に行っても心臓が動いているのが確認できなくてその日はいったん家に帰り、 また一週間後に動いてるかもしれないからもう一度見ようと先生に言われました。

一週間後何とも言えない気持ちと共に産婦人科に行きました。その時も心拍を確認することができず流産が確定されました。
本当に辛いくて、待合室で泣きました。
その時のことは鮮明に覚えていて、普通の産婦人科なので周りには当然ながら妊婦さんがたくさんいて、小さいお子さんもたくさんいました。
そこはとても幸せそうな雰囲気で今でも鮮明に覚えています。

流産の手術をするときも、普通に妊婦さんが歩いていてすれ違った時本当に悲しくて虚しくて辛い苦しい気持ちになりました。
病院からしたら流産というのも毎日普通にあることなのかもしれませんが、こちらからしたら一生に一度の人生のどん底みたいなところです。
なのでもっと流産をしてしまった女性には配慮をしてほしいとおもいます。
病院ってそういった配慮がないところがとても多いなと思いますが、流産などは特にセンシティブな問題だと思っていますので、女性の気持ちにより寄ってほしいと思います。
周りの対応によっては流産した女性は余計に心の傷が広がってしまいます。

その後さらに辛かったのが友達からの妊娠報告でした。
彼女は結婚してまだ半年も経っていませんでした。だったので余計に辛かったです。
そして無事に10カ月後に元気な子を産んでいました。
いちいち心が揺さぶられてしまい外に出るのが辛くて、あの時はちょっと鬱っぽかったように思います。
外に出ても周りの子供を見たりすると気分が落ち込んで気分転換にはならないのです。
専業主婦というのも良くなかったのかもしれません。
そのことしか考えることができなくて苦しかったんだと思います。

流産の手術をして一週間ぐらいお腹もずっと痛かったですし、血も少しずつですが出ていましたし、想像以上に大変な経験でした。
こんな思いは二度としたくない!と誓った瞬間でもありました。
妊娠の15%ぐらいは流産してしまう現実が辛いです。。

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