しくじり

はじめての就職でしくじり

私は、最初の就職先選びをしくじりました。

高校卒業と共に就職した会社で、何もかもがうまくかず、心身ともに病気になってしまったのです。

私は学生の頃、成績優秀な生徒でした。どの教科でも1位に居続ける私に、進学を勧めてくれる先生もいましたが、私は母子家庭でしたから、大学に入るのにかかる費用のことが気になりました。

それに、そこまでして猛烈に勉強したいかと言われればそうではない、それよりも、早く就職して自分でお金を稼げるようになりたい、という思いが強かったのです。

そこで、「就職」という進路を迷わず選択したのですが、とても迷ったのが就職先です。

言ってしまえば「学校に求人票が来ている企業ならどこでも選び放題」という状態で、選択肢が無数にあり、逆に決めかねてしまいました。

それでも、求人票を並べてにらめっこしながら、自分で二択まで絞ったのですが、最後の一押しは先生方の言葉でした。

「せっかく成績が良いのだから、金融機関に行った方が良い」と。

私は「先生方が言うのなら、そうだろう」と納得し、最終的な選択を他人にゆだねる形で就職してしまいました。

しかし、入ってみたら、業務内容は私の性質に全く合わないものばかりだったのです。

私は事務職希望であり、求人票にも「事務」と記載があったはずですが、実際には接客や営業がメインで、事務はそのかたわら、もしくはそれと並行して行う業務でした。

人見知りで、なおかつ人の顔の判別があまり付かない私には、接客や営業といった業務は苦痛でしかありませんでした。

また、減点方式の評価システムや、何かしくじった際には支店名や名前を全店にさらされる風習、ノルマの為に自分やお客様に何かを強いるような仕事内容など、何から何まで自分に合わず、身も心もどんどん病んでいきました。

極めつけは、人間関係の悪さです。

私が配属された支店では、パワハラやセクハラ、中学生みたいないじめが横行していたのです。

同期や先輩方も、バタバタと辞めていき、辞めた人をさげすむような空気に、なんとかしがみついて、3年間耐えきってしまったこともまた、大きなしくじりだったと思います。

おかげで、当時病んでしまった体は、未だ寛解に至っていないのですから。

現在は、自分で探し、決断した会社に転職をして、穏やかな日々を送ることができています。

やはり、何でも、最終的には自分の目と心に聞いて決断しなければいけないな、と身をもって思い知った出来事でした。


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