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家に小麦粉しかなかった

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私の学生時代のお話ですが当時、アルバイトをしながら東京の大学に通っていた際、マンションを借りていたのですが家賃を滞納しますと追い出されてしまいますので家賃を優先して食費を削り生活をしていました。

そのため外食なんかも一切せず、もっぱら自分で料理をする自炊にて食費を切り詰めました。

ただ、食費を切り詰めても限界が訪れましてある日、家には小麦粉だけしかなかった日があります。

小麦粉だけであり合わせの物を作るとなると、すいとん位しかできないんですが、問題は当時、ガスを止められていまして水しか出ない状態の中調理をするんです。

方法としてはアルバイト先で使用しているポケットバーナーを五徳に固定してガス調理器として使用して調理をします。

その際、必ず燃料切れになりますのでガスを補給しながらの調理です。

一歩間違えば火傷をするような状況下での調理です。

ポケットバーナーを固定する台は五徳に針金などを使用しての固定で鍋を浮かして火にかけるという方法で調理をします。

もちろんバーナーは燃料のガスが切れるまで動かせないです。というのも使用していると熱くなりますのでつかむ道具が必要なんですがその道具を使用してなべを浮かすことが出来ないので燃料切れまで放って置き燃料が切れたら手袋をはめて調理をするという方法で調理をします。

これは片手鍋の掴む場所と手袋の大きさがあっていないため仕方のないことなんですが、水団を作るまで確か1時間は掛かったかと思います。

やっとの思いで作った水団は出汁は無くしょうゆ味で不安定な火力で調理をしたため小麦にばらつきがあります。

安定した炎ではなく不安定な炎なためすいとんの具がばらばらになっている物を食べました。

しかも味はただのしょうゆです。腹はそれなりに膨れるんですが、何度も食べたいと思えないですし、バイトで使用する際に、自分で購入したバーナーで作るわけですから壊れるんじゃあないかと思うこともありました。

壊れてしまうとバイト用のバーナーを再度購入しないといけないのでさらに出費がかさみます。

幸い、ポケットバーナーのガスのほうはバイトの会社から支給されるので何とかなりますし、私の事情を知っている方がバーナーのガスを分けてくれましたので火には困らなかったですが、2度とやりたいと思える調理方法ではないです。

あくまでも、応急の調理法でしたのでまねはしないでくださいね。

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