1、簡単な本の紹介文
今日私がお勧めしたい本は、『くまのプーさん 心がふっとラクになる言葉(PHP研究所)』です。
この本は老子と荘子が説いた道教がわかりやすく書かれてあります。
プーさんやその仲間たちの可愛いイラストもあるので、ゆったり、のんびりとした気持ちで読み進めることができます。
2、あらすじ
自己啓発本なので、ストーリー性はないのですが、1ページごとに心に響く言葉が掲載されています。
読んでいくうちに、自分の心に深く入っていく言葉が見つかれば、それが悩みの解決のヒントになるでしょう。
毎日の生活で疲れた時や、何か悩みがある時、この本を読むことで気持ちがすっと楽になります。
3、見どころ、面白かった点、
ストレス社会の言われる現代では、人々は多くの悩みを抱えています。
その悩みが原因で心身に不調をきたす人も少なくありません。
そのような乾いた心に新鮮な水を与えてくれるような、そんな本だと私は思います。
この本を読んで、物事の見え方を変えることで、今まで窮屈に感じていた毎日も、違うように見えてくれば、少しゆとりを持つことができると思っています。
何でもスピードが求められる現代ですが、プーさんやその仲間が語る道教の教えで、のんびりと過ごすことができるようになるでしょう。
忙しすぎる毎日で、いつも時間に追われている生活を送っていると、本当に大事なものを見失いやすくなります。
自分を見つめ直し、自分を知ることが大事だと、この本には書かれています。
どの言葉も非常に分かりやすく、そして短く書いてあります。
その為、スキマ時間にでも読むことができ、まったく時間がかからないのも、忙しい人にとっても嬉しい本です。
4、感想
私はとても辛い時期にこの本に出会いました。
そして、何度も読んでいくうちに、少しずつ気持ちが楽になっていきました。
私は以前からことわざや哲学的な言葉に興味があったのですが、中には私には難しすぎて理解し難い内容のものもありました。
老子や荘子の道教を説いた本を、いきなり読むと難しいかもしれません。
しかし、この本はその教えをとても分かりやすく、砕いて書いてあるので、私でもすぐに入ることができました。
また、内容は押しつけた感じがなく、さらりと書かれている所も良いところです。
私は今年の秋に、『プーと大人になった僕』という映画を観に行きました。
そこでも、プーさんは何もしないことの素晴らしさを何度も言っていました。
私は映画を観た時、何度も読んでいたこの本に書かれている「何もしないをしよう」という言葉を思い出しました。
毎日いろいろなことがありますが、何か上手くいかないと思った時に、この本をめくることで、気持ちがスッと楽になるのを感じています。