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積水ハウスを騙した地面師詐欺

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ニュースを扱ったバラエティ番組で、「地面師」というのは何をする人かわかりますか?と言われて、不動産関連の職業かと思ったら、土地の売買をもちかけてお金をだまし取る詐欺の手法のことだと知ったのは、数か月前です。

大手住宅メーカーの積水ハウスが、この地面師の詐欺にひっかかり、数十億を騙し取られたと聞いて、その桁違いの詐欺に驚きましたが、その時の犯人グループがようやく逮捕されるというニュースが報道されています。

地面師の詐欺で難しいのは、誰がどこまで詐欺に絡んでいるか、わからないことだそうです。

積水ハウスの事件では、土地の所有者になりすました高齢女性は、これまでも、地面師詐欺のアルバイト(?)をしていた人のようで、言い逃れはできないものの、主犯格ではないようです。取引に絡んだ仲介業者や弁護士、司法書士なども、私も騙されていたんです!と訴えたら、どこまで信じていいのかもわからないし、誰がどこまで詐欺に加担していたのか、まるでドラマのようだと思いました。

地面師グループは、この土地の売買の話しをあちこちの不動産業者に持ちかけたものの、たいていの業者は途中で不信感を抱き、取引をキャンセル、最終的に引っかかったのが積水ハウスだということです。

あのアパホテルも地面師詐欺に引っかかったことがあるそうで、規模の小さな不動産業者ではなく、大手企業が騙されたことが、驚きでもあるし、妙に納得もしてしまいます。

社員が横領していても何年も気が付かず、気が付いたら数億円になっていた、というのと似ているように思うのです。どうもおかしい、という勘を仕事に持ち込むのは、大手になればなるほど、しづらくなるのかもしれません。

取引き進行中に、積水ハウスには、「詐欺だから中止しろ」という注進もあったのに、積水ハウス側はまともに取り合わなかったというのも、大手企業の驕りのように思えてしまいます。

その点、売買の話を進めるうちに不信感を抱いて、なりすましの女性の写真を撮り、本人かどうかを近所の人に確かめて詐欺を逃れた、という不動産会社は、さすがだと思いました。

地面師詐欺の主犯についても、大手企業を騙すだけの知恵があり、組織作りもできるなら、その力を何故、堅気の仕事で活かせなかったのか、と残念にすら思います。

今回の事件は、間違いなく、映画やドラマや小説になるだろうと思うと、不謹慎ながら少し楽しみでもあります。
オレオレ詐欺とは違って、土地所有とは縁のない庶民が地面師に引っかかることはないだろうし、事件の報道を、映画かドラマのように、ただ感心して見てしまいます。

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